各地で行われている出会いの場“街コン”
「彼女、彼氏がほしい」「結婚したい」など目的を持って、みなさん参加されています。
私もその一人でした。
20代の頃、周りの友人が次から次へと結婚・出産していき「私このままでいいの?」と急に不安が押し寄せてきたんです。
そのことを友人に言うと「街コンに行ってみようよ」と誘ってくれました。
男性と話すことも、今まで彼氏がいたこともなかった私が「街コンに行っても大丈夫かな」と不安でしたが、これも経験だと思って参加することにしたのです。
今回は、私が参加した街コンで起きた予想外の出来事と流れについて紹介します。
ぜひ1つのエピソードとして参考にしてみてください。
✳この記事はこういった人におすすめ!
- 街コンに興味はあるけど不安
- 彼氏、彼女、パートナーがほしい
- 出会いがなくて探している
- 異性と話すのが苦手
*街コンってどうなの?リアル体験談を紹介
ここからは、私が参加した地元の街コン体験談を紹介します。
先に言うと残念ながら彼氏はできませんでしたが、とても良い経験になりました。
「街コンってこんな感じなんだな」というのが分かってもらえると嬉しいです。
・街コンに応募する
街コンに参加するには、まず応募しなければいけません。
応募しても必ず参加できるわけではなく定員人数が決まっているので、応募が多い場合は抽選になります。
私は、街コンのチラシを見て友人と2人で参加することを決め電話から申込みをしました。
定員人数は女性100人・男性100人の計200人で、年齢は20代~40代と幅広かったです。
この時「これだけ人がいるんだから誰か良い人いるだろう」とワクワクしていました。
後日封筒が届き開けてみると、そこには日時・場所・駐車場などが書かれた紙が入っていました。
*私が参加した街コンの内容*
人数 | 男女各100名 |
年齢 | 20代~40代 |
応募条件 | 2人1組 |
開催時間 | 18時~21時 |
料金 | 男性:5,000円 女性:3,000円 |
・街コン当日
街コン当日友人と指定された集合場所の公園に行くと、すでに多くの人が集まっていました。
計200人ともなるとすごい迫力です。
受付に行くと街コンの詳細が書かれた紙をもらいました。
- お店はレストラン、居酒屋、バー
- 1時間1組のペアと過ごしたらお店を変えて別のペアと過ごす
- 連絡先の交換は自由
- 開催時間は18時~21時
・最初の1組ペア
まず指定された1店舗目のレストランへ行きました。
案内された席にはすでに1組の男性ペアがいて「初めまして」と、お互いの自己紹介をすることに。
1組目にお会いしたのは2人とも25歳の自衛隊の方でした。
目で見て分かるぐらい緊張をされていて、お話しようとしても「そうですね、はい」で終わってしまいなかなか会話が広がりません。
私の心の中は「どうしよう、このまま1時間話さないといけないんだよね」と開始5分で心が折れそうになっていました。
頭の中では「何を話そう、何の話題が盛り上がるかな?」とフル稼働!
考えて考えて絞り出した言葉が「好きな食べ物は何ですか?」
自分のコミュニケーションの無さを痛感しました。
色々ありましたが何とか4人で会話を続け、もうすぐで1時間というところで係の人が「連絡を交換される人は紙に書いて渡してください」と言いました。
私たちは紙に連絡先を書いて「また遊びましょう」と言って別れ次のお店に向かいました。
すでにこの時点でドッと疲れています。
「あと2時間あるのか…大丈夫か私」と心が折れそうになっていました。
・2店舗目のペア
次のお店は徒歩3分のところにある居酒屋で、マッチングした相手の方は2人とも45歳の会社員の方でした。
私は20代で同じ年ぐらいの人がいいなと思っていたので、45歳の方とマッチングした時は「えっ!20歳以上も離れてる」と驚きを隠せないでいました。
確かによく考えれば街コンのチラシには20代~40代の男女と書かれてあるだけで、同じ年齢の人とマッチングするとは書かれてありませんでした。
これは予想外!
すでに私の中では”今から1時間話さないといけないんだよね、どうしよう”とまたまた頭をフル稼働!
“ここはもう割り切って人生の先輩だと思って色々お話を聞こう”という答えにたどり着き、仕事のことや過去の恋愛のこと・老後の話などを聞きました。
ただ思っていたよりも楽しくてあっという間に時間が経ちました。
緊張していなかったからかもしれません。
・3店舗目のペア
最後のお店も居酒屋でマッチングしたお相手は25歳の会社員の方でした。
1・2組で街コンの流れが分かったので、最後の3組目はあまり緊張せずにゆっくり会話を楽しむことができました。
“これはいい感じかもしれない”
1時間経ち街コンは終了しました。
終わったら各自解散だったので私と友人は、3店舗目でお会いした男性の方と一緒に公園のベンチに座って話すことにしました。
ここから私がさっき思った”これはいい感じかもしれない”という感情は消えて無くなります。
お話をしていると「どのくらいの期間彼氏いないの?」と聞かれ、私は見栄を張ってしまい1回も付き合ったことないのに「1年前ぐらいかな?」と答えていました。
するとその人は「そうなんだね。自分は25年間で20人の人と付き合ったことあるよ」と話し始めたのです。
私は”ん?25年間で20人?何歳から付き合ってるの?単純計算すると一人あたり8ヶ月~1年で別れてるってことだよね”と頭の中で計算していました。
それを聞いた途端、一気に私の頭の中から”彼氏ができるかも”という文字が無くなり「早く帰ろう」という気持ちに変わっていました。
人生で1回も付き合ったことがなかった私には“25年間で20人の人と付き合った”というワードはだいぶ刺激が強かったです。
この街コンでは「世の中には色んな人がいるな」ということを勉強できた一日でした。
*出会いがない|プロに相談してみるのもいいかも!
街コンに行ってたくさん色んな経験をすることができましたが、街コンは何の相手の情報もなしで会って話すのでとても緊張します。
私が出会った方は幸いにも優しい方ばかりだったので良かったのですが、中には優しくない方もいらっしゃいます。
友人が行った街コンでは既婚者の方がいたり、すでにパートナーがいる人が参加していたりと「何で来てるの?」という人もいたそうです。
これは後々分かったことみたいで、その時は全然分からなかったと言っていました。
「こっちは真剣に相手を探しに行ってるんだよ」と言いたいですね。
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街コンとは違い相手の情報を会う前に知ることができるので、何の話をするか前もって考えておくことができます。
「でもこういうのって結構お金かかるんでしょ」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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*まずは場に慣れることから始めてみる
今回は、20代の頃に参加した街コンの体験談を紹介しました。
結局彼氏はできませんでしたが、本当に良い経験をしたなと思っています。
男性と話すのが苦手ですごく緊張していましたが、この街コンに参加したことで異性と話すことが少しずつ怖くなくなっていき、自分からでも話してみようと思えるようになりました。
今から街コンに行くという方は”彼氏・彼女をつくる”と気を張らず、まずは“気の合う人と出会えたら嬉しいな”ぐらいのテンションでいった方がうまくいく気がします。
また街コンは合コンとは違い係の人がいるので、何かトラブルや困ったことがあったら遠慮せずに言いましょう。
素敵な人と巡り会えるよう祈っています(^^)
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