【30代妊活】排卵していない!?初めての不妊治療クリニックへ

不妊治療
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現在私は約1年、不妊治療をしています。

結婚して一年間自分たちで挑戦してみましたが授からず「何でだろう」と不安に思い、不妊治療を専門としているクリニックに通うことになりました。

この記事では、どのような流れで不妊治療クリニックに通うことになったのか紹介しています。

参考にしていただけたら嬉しいです。

*自己紹介

  • 30代主婦、パニック障害歴9年
  • 20代に卵巣嚢腫で手術経験あり
  • 自己流で1年妊活
  • 不妊治療歴、約半年
  • タイミング法、人工授精を試す
  • 2023年1月時点で人工授精4回目
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*1年間挑戦するも授からない

結婚してそろそろ子供が欲しいなと思い、毎朝基礎体温をつけることにしました。

それを見ていつ頃排卵があるのか予測して生理1日目から2週間後に挑戦していたのですが、3ヶ月経っても半年経っても授からず「何でだろう」と悩んでいました。

不安に感じた私は「排卵のタイミングがずれているのかもしれない」と、薬局で販売されている排卵日予測検査薬でもっと正確に排卵日を予測してみることにしました。

排卵予測検査薬を使うと、全部の検査薬に薄っすらと赤い線が出てきました。

一般的には排卵日に赤い線が出るのですが、私の場合はその全てに線が出ていたのです。

後々紹介しますが私の排卵予測検査薬に全部線が出ていたのは“多嚢胞性卵巣症候群”だったからだと分かりました。

そうとは知らず私は毎月生理が終わると、排卵検査薬を使って排卵日を特定し繰り返し挑戦をしていました。

ですが思うような結果には至らず、ここで初めて”不妊”という言葉がよぎりました。

「もしかして私不妊なのかな?」と不安に感じた私は、不妊について調べ始めます。

調べていると“1年間避妊しないで授かれなかった場合は不妊”と書かれてあったので、「まだ1年経ってないから気長に行こう」と気持ちを切り替えるようにしていました。

ですがいくら排卵日を予測しても、何度挑戦しても授かれなかったので、意を決して不妊治療の専門クリニックの門を叩きました。

*不妊治療クリニックへ

私は近所でも不妊治療で有名だという、専門のクリニックへ受診に行きました。

そこのクリニックは午前中の予約は受け付けていなかったので、受付時間の約30分前にスタンバイして順番を待っていました。

初めて行った時「まだ30分前だから人少ないだろう」と思っていましたが着いてビックリ!!!

受付30分前なのに、もう15名の方が並んで待っていたんです。

ニュースなどで不妊治療をされている方が多いのは知ってはいたのですが、地元のクリニックにもこんなに沢山の方がいるんだと初めて知り驚きました。

この時の私に言いたい。

「順番早く取らないと待ち時間3時間は余裕であるからね」と。

受付が始まり中に入って呼ばれるのを待っていると、看護師さんから問診票の記入をお願いされました。

  • 生理周期
  • 生理痛の強さ
  • 妊活してどのくらい?
  • 手術経験はある?
  • 婦人科検診は受けたことある?

こういった質問にいくつか答えていきます。

問診票を書き終えたら尿検査と血液検査をし、終わったら待合室で名前が呼ばれるまで待っていました。

血液検査の結果が出るまでに約1時間と私の前に15名の方がいらっしゃったので、待ち時間は約2時間ぐらいでした。

*検査の結果と内診

名前を呼ばれ診察室に入ると「生年月日と名前をお願いします」と言われました。

これは同姓同名の方と間違わないようにしたり、治療でトラブルが起きるのを防ぐために行っているそうです。

先生は65歳ぐらいの男性の方でした。

私の尿検査の結果を見て「尿検査は問題ないね」と一言。

「尿検査は?血液検査には問題があるの?」と不安に感じていた次の瞬間、先生の口から「これじゃあ子供は無理」と言われてしまいました。

「貧血が酷すぎる」とめちゃめちゃ怒られたのです。

その時の数値がこちら!

まずフェリチンの項目を見てみてください。

10.6!!!!!!

基準値には入っていますが最低の5.0とほとんど変わりません。

下から数えた方が早いです。

先生は「最低でも50、100はいきたい」と言いました。

そして赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリットの数値が基準値よりも下回っています。

この結果に先生は「妊活の土俵にも上がってないよ」と一喝!!

一年間自己流で妊活をしていましたが、もっと早く受診すれば良かったと凄くすごく後悔しました。

検査の結果を聞いたあとは内診台に座り卵巣や子宮の状態を超音波(エコー)で調べ、その流れで「子宮頸がん検診もしておきましょう」ということになり細胞を少し取りました。

結果は異常なしでした。

\夫婦で一緒に体質改善!/

*鉄剤の服用を開始する

一つ一つ治していこうと、まずは1ヶ月分の鉄剤をもらいました。

鉄剤だけだと胃が荒れて気持ち悪くなったり、痛みが出る場合があるので胃薬も処方してもらいました。

先生に「まず貧血を治さないと子供できないよ」と言われ凄くショックだったのですが、それと同時にある疑問も湧いてきたのです。

“何でここまで酷い貧血になってしまったんだろう?”

毎日3食しっかり食べているし、サプリメントも摂ったりしていたのに……なぜ?

私の生理は1ヶ月に1~2回あって、短い時で21日・長くても25日の周期で来ます。

以前「一般的には1ヶ月1回だけなのに何で私は一ヶ月に2回も生理が来るんだろう」と不思議に思っていたことがあったので、検診の時に婦人科で聞いてみたことがあります。

その時言われたのは「ストレスやホルモンの影響もあるからあまり気にしなくていいよ」という言葉だったのです。

それもあり安心していたのですが、今回のこの結果を見て怖くなりました。

20歳からは2年に1回子宮頸がん検診を受けていたし、卵巣嚢腫で手術をした経験もあるから人一倍気をつけていたのに「なぜ?」

私は先生に聞きました。

「先生、なぜ1ヶ月に2回も生理が来るんでしょうか?」

*不妊の原因1つが判明する

先生に聞くと「多嚢胞性卵巣症候群でしょう」と言われました。

多嚢胞性卵巣症候群?

一度も聞いたことのない名前で急に怖くなりました。

こちらが多嚢胞性卵巣症候群についての詳しい説明です。

通常の月経周期では、排卵に向けて数十個の卵胞が育ち始めますが、十分に成長して排卵されるのは1個のみです。他の卵胞は途中で成長が⽌まり、やがて小さくなっていきます。

ところが、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)は卵胞の成⻑が途中で止まり、たくさんの⼩さな卵胞(嚢胞:のうほう)が卵巣内にとどまってしまう病気です。
卵胞が育たない理由として、ゴナドトロピン分泌異常や男性ホルモン過多が原因だと考えられています。

あまり聞きなれない病気かもしれませんが、性成熟期(20代〜45歳) の女性の5~8%にみられるといわれています。

引用:あすか製薬

すごく簡潔にいうと人よりも男性ホルモンの作られる量が多く、それにより排卵がしにくくなり不妊の原因になるとのこと。

女性の20~30人に1人の割合でいらっしゃるそうです。

先生には「体質だから」と言われました。

「赤ちゃんを授かりたい」という思いで、初めて訪れた不妊治療専門のクリニック。

まさか自分が不妊体質だと言われるとは思ってもいなかったので、本当にショックでした。

不妊が増えているというのはTVや雑誌で見ていたので知ってはいたのですが、「自分は大丈夫だろう」と心のどこかでは思っていたので”不妊”と言われたときは辛かったです。

*初診終了

今回の初診にかかった費用はこちらです。

初診代と血液検査・尿検査・子宮頸がん検診等が含まれているので結構しますね。

でもこれはまだ序の口。

不妊治療が始まると毎月何日も通って検査を受けるので、その分費用もかかってきます。

*初めて不妊治療専門クリニックへ行ってみてどうだった?

初めて不妊治療の専門クリニックへ行きましたが、まず驚いたのが患者さんの多さです。

受付が始まる前から長蛇の列ができていることにもビックリしましたが、待ち時間が余裕で3時間あることにもビックリしました。

行く前は緊張と不安で正直行きたくなかったですが、行ってみると何でもっと早く行かなかったんだろうと後悔しました。

貧血で子供ができる体ではないことや不妊体質であることなど、クリニックに行かなければ分からなかったことを知ることができたからです。

子供を望んでいる気持ちが強い分、できなかった時「何で来てくれないんだろう」とすごく落ち込みますよね。

私も毎月生理が来るたびに「またダメだった」と、寝込むくらい落ち込んだこともよくありました。

それは不妊治療をしている今でもあります。

孤独に感じることもありますが、私はクリニックに通われている女性の方を同士や仲間だと思っています。

これから不妊治療が始まりますが、一人じゃないと思ってやれるところまで頑張りたいと思います。

ブログでは私が経験した不妊治療の流れや感じたことなどを書いていきますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです(^^)

\赤ちゃんを迎えるために体を整えよう/

 

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